2010年 07月 02日
南寺 はじめ暗闇と思っていても じっと 我慢していると 闇の中から ぼんやり明かり が見えてくる。 闇 闇と光 ------------------------------------------------------------------ マタギは夜道でも昼のように歩く。 「熊を追いかけているうちに暗くなることはよくあること。しかし 暗いからといって懐中電灯をつけると 熊に警戒されるばかりでなく、かえって視野が狭くなってまわりが見えなくなるので、つけないで歩いてしまう」 「映画館と同じでいきなり暗いところに入ると見えないけれども、少しずつ暗くなる場合は目が慣れるから結構見えるものです。」 しかし 一度でも懐中電灯をつけると瞳孔がが閉まり、懐中電灯を手放せなくなる。 「目が闇に慣れたといってもあくまでぼんやりとしか見えない。足は沢を渉るようにゆっくりとすり足で探りながら歩くといい。」 「 マタギに学ぶ登山技術 」 1991年 工藤隆雄著 山と溪谷社 日暮れて道遠し ------------------------------------------------------------------
by shumiyama
| 2010-07-02 22:54
| 瀬戸内芸術祭
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