2010年 04月 19日
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「 日本経済新聞 「2010年4月18日 春秋 欄」 「ゲームは、ないと生きていけないわけではない。需要が増え続けるとは限らない」。家庭用ゲーム機の生みの親といわれる任天堂の山内溥相談役は2002年までの社長在任中、こう語っていた。どんなに販売が好調でも冷めていた。 ▼娯楽がなくても生活はできるし、任天堂の製品はどうしても必要なものではない。だから、ゲーム機もソフトもよほど面白くなければ買ってもらえない――。そう心得て開発に入念に取り組むのが山内流だった。」 ------------------------------------ 先進的なIT技術を駆使して いる会社のトップも 冷めた目で時代の流れをしっかり読み取っていた。 昔 ある海外の高級オーディオメーカーの モデルチェンジの新製品は10年に一度のペースであった。 人間の世界は本来、 十年一昔。じっくり構えるべきだ。 ------------------------------------ ところが つねに 浮かれているのだろうか? その点 気になるのはパソコンの世界。 新製品は半年どころか 4半期の季節ごと。 実際 何のために そう頻繁に PCの世界ではモデルチェンジは必要なのだろうか? 確かに パーソナルコンピューターの世界を支配する マイクロソフト社の巧みな戦略が現実にある。 あまり 踊らされたくないのだが 次々と また新しいOSがでては 無理矢理 しかたなく 無理に買い換えを 催促されて、そんなに古くないのに まだ使えるのに 惜しいのに しかたなく というのを繰り返してきた。 MS-DOSの2.11 頃からつきあい始めて、 Windowは 3.1 。95。98。ME。2000、xp。ビスタ、7。 イマイチの評判だった 短命のME、ビスタ。 その度、つまらぬ 多くの時間、労力、金銭を浪費。 確かに変化してきたのだろうが 納得いく進歩というのはどれだけあったのだろうか。 モデルチェンジは 本当に 良かったのだろうか? ------------------------------------ PCの世界は長足の進歩を遂げているのだろうが 共に バグという欠陥も 常に満ちあふれている。 リコール隠しといえる 影に隠れて 自動アップデートなどという 知らぬ間にパッチをあてて繕うのは当たり前。 当世問題になる消費者保護の 製造物責任 PL とか、 車でいう欠陥リコール車問題など無いのだろうか。 マイクロソフト社に その都度 もてあそばらされ 翻弄されるのも 馬鹿らしく たまには メインストリームを離れて 別の わが道を行く アップルや リナックスなどで 気分転換なども必要だ。 今後もパソコンの世界は 任天堂の山内溥相談役のような 徹底的に冷めた目で つきあいたい。 ------------------------------------
by shumiyama
| 2010-04-19 22:28
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